自分が新卒の時、まあ社会に限らず、新人だった頃の教えを、特に言われなくなっても守ってることってある。
染み付いた習慣のような、簡単にはやめられない、または今もそう言われてるんでしょ?っていうような固定観念にも近いやつ。
弊社では週に一回(主に火曜朝)に自分のデスク周りをウエットティッシュで拭きつつ掃除する習慣がある。
それは会社そのものの習慣というか教え(詳しくは割愛)であり、椅子の足まで拭くようにと指導されてきた。
けど、最近はそんな教えを聞くこともなくなった(新卒が部署に来ないから知らないだけ?)。
やらなくていいとかじゃないけど、そこまでガミガミとは言われなくなった気がする。
新卒の頃、先輩社員と共にお昼を食べる、ランチミーティングなる取り組みがあった。
部署や年次、肩書きなどに関わらず、近くの先輩から隣の部署、時には執行役員まで、新人に誘われたら基本は断らずにランチをする。
新人はランチ後にそこでの学びとしてレポートメールを送る。相手だけでなく、自分のメンターや上司をCCに入れて。
僕の時は週4以上はランチミーティングしなさいと言われてきたけど、最近はそんなノルマは聞かなくなった。
前の社屋の時、サラダバーはトングでふた掴みまでというルールがあった。
新社屋に移動してからは特にルールはなくなり、食べ放題みたいになったため、サラダバーで皿に盛り盛りする人も多い。
食べ切れるなら問題ないのだけど、なんとなくふた掴みまで、という意識が残ってる。
などなど、自分が新人時代に教えられたり指導されたこと、経験したことを、よく言えば遵守して、悪く言えば引きずって(染み付いて)いることって往往にしてある。
で、それをやっていない年次が下の人を見ると、「おいおい」と内心思ってしまうことがある。
でもきっと、それが巨大化した結果として、「あのなあ、俺らが若かった頃はなあ、、」という説教じみた物言いがひょっこり顔を出すのだろう。
「俺らが若かった頃は深夜まで働いて終電帰りなんてザラだった。今の若い奴にはガッツがない。」などと。
まあ、実際そうだったのだろうから否定はしないし、そうだったんだなあ、と感心はするけど、過去の道(それが通るべき良い道ならばともかく)を、自分の下の者にも強いるのはどうかと思うし、それを通らない(正確には今がそういう時代ではないのと、技術の進歩などもあってそこまでの必要がない)ことを卑下するような言い方はどうかと思う。
必要に応じて、昔の話を参考までにする先輩社員ではいたいと思うが、昔のそれをしていない今の状況をただただ悪くいう存在にはなりたくない。
新旧を比較して良い・悪いはどんな物事にもあるし、昔を懐かしむことは決して悪いことではないのだけれど、時代は移り変わるものであり、もし、あなたが通った道がキツかったと言うのならそれを学びとした改善のうかがえる道を提案してほしい。
なお、例えば、料理人の見習いが皿洗いをするように、修行的な意味での初期段階のキツさは別とする。
