同じサービスを担当していた、そして唯一残っていた事業部の方が退職された。
サービス自体がこの前の5月末でクローズとなったことは大きな要因だし、その方は既に還暦を迎え、お孫さんも三人になるらしい。
文字通り、「やりきった」ということだと思う。
ビジネスとしてうまくいかずにクローズするサービスは数知れないが、こうして一定層のファンを得て(決して大ブレイクしたとは言えないかもしれないが)、最後は事業ひとり、開発ひとりという二人三脚で運営していた。
先週末の送別会でのその方の挨拶で、その方がそのサービスに関わることになった所以を初めて知った。
友人が新しい形態の事業を始めるにあたり、手伝ってほしいと懇願された末、関わることになったそうだ。
それから12年、大きな会社に買収されてもなお、関わり続けた彼女は、いつしかひとり事業部となり、そしてついにクローズまで関わることになったわけだ。
新卒の、学部卒の、ただのペーペーだった自分を、最後まで開発担当として頼ってくださったのは、態度には出さないまでもありがたかった。
大きな会社の、小さな部署で、自分よりふた回り以上年上の方に、こうして必要とされながら働けることは貴重な経験でした。
本当にお疲れ様でした。
